宅配ボックスは一戸建てには必要?メリットとデメリットを解説!

不動産

いつでもどこでも手軽に利用できるネット通販は、現代社会でも非常に人気があります。

しかし、ネットをざっと見ているうちに、思わず予定外の商品を買ってしまう経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか。

ネット通販の普及により、宅配便の流通量は年々増加しています。

一戸建て用の宅配ボックス

宅配ボックスは最初にオートロックマンションに導入されました。

最近の新築マンションでは一般的な設備となっていますが、将来的には一戸建てでも広まると予想されています。

一戸建て用の宅配ボックスで荷物を受け取る仕組みは非常に簡単です。

配達員は空の宅配ボックスに荷物を入れ、施錠し、受取り印を伝票に押して配達完了となります。

受取人は宅配ボックスを解錠し、荷物を取り出す手順となります。

仕事や学校で日中に荷物を受け取ることが難しいケースはもちろん、在宅中でもトイレ・育児・介護などで一時的に手が離せなくなる場面があります。

宅配ボックスがあれば、荷物の配達に気を使わずに生活することができます。

また、高齢者や子どもしか在宅していない場合でも、宅配ボックスへの配達を指定しておけばセキュリティ上の安心感があります。

宅配ボックスで受取れるものと受取れないもの

宅配ボックスは、住宅に設置された箱の中に荷物を受け取るためのものです。

荷物が収納できる箱の中に荷物が届いた場合は、受け取ることができます。

しかし、荷物が収納できる容量を超えて届いた場合は、再配達されることになります。

また、冷凍や冷蔵が必要な生ものの配送には対応しておらず、受け取ることができません。

さらに、宅配会社によっては、高額商品や貴重品、有価証券などの配達サービスについては、手渡しのみを要求しているため、宅配ボックスでの受け取りはできません。

このような貴重な物品については、配達員が受け取り主に直接手渡しをすることが求められます。

施錠には機械式と電気式がある

宅配ボックスの種類は、施錠の方式によって「機械式」と「電気式(コンピューター式)」に分けられます。

まず機械式の宅配ボックスは、ダイヤル錠、テンキー錠、シリンダー錠などを使用して施解錠が行われます。

これらは暗証番号を入力したり、鍵を差し込むことで開閉ができるタイプです。

特に電気工事は必要ありませんので、比較的簡単に導入することができます。

一部の製品には電池を使用するものもありますが、配線工事は不要です。

一般的に、このようなタイプの宅配ボックスは機械式に分類されます。

次に、電気式の宅配ボックスは、コンピューターを搭載しており、電気錠を使って施解錠を行います。

非接触型キーやカードキー、タッチパネルなどを使用して操作することができます。

機械式と比較すると、大型の製品になるため、設置場所の確保が必要です。

また、電気の配線工事が必要で、24時間通電する必要がありますので、電気代もかかります。

このタイプの宅配ボックスでは、荷物の出し入れのログを自動的に残すことができるほか、不審な操作があった場合には警報システムに接続することも可能です。

また、鍵の遠隔操作もできる製品もあり、セキュリティを重視したい方にはおすすめです。

宅配ボックスの種類を選ぼう

市場ではさまざまな種類の一戸建て用宅配ボックスが販売されています。

適切な宅配ボックスを選ぶためには、受け取りたい荷物の大きさや自宅の玄関の形状を考慮する必要があります。

最もシンプルな宅配ボックスは、布製の箱でファスナーで開閉するタイプや、プラスチックのコンテナを玄関先に置くタイプです。

これらは価格も数千円程度で比較的安価です。

これらの宅配ボックスを壁や柱にワイヤーやチェーンで固定することで、盗難防止をきちんと行いましょう。

他にも、壁や門柱に掛けるタイプや壁に埋め込むタイプ、庭先にポールを差し込むタイプ、宅配ボックスとポストが一体化したタイプなど、さまざまな種類の宅配ボックスが存在します。

これらの製品の選択肢は多岐にわたっています。

また、サイズも様々なものがありますが、大切なのは自宅に届く荷物の大きさに合わせて適切なサイズを選ぶことです。

通常の宅配ボックスは1つの荷物の受け取りに対応していますが、2つ受け取れるタイプもあります。

さらに、注文住宅では、玄関一体型の宅配ボックスが追加オプションとして選べるハウスメーカーも登場しています。

このタイプの宅配ボックスを選ぶと、室内で荷物を受け取ることができます。

宅配ボックスは、住宅設備店やホームセンターだけでなく、インターネット通販でも購入することができます。

機械式の宅配ボックスは、DIYでも設置が可能です。

ただし、壁に埋め込むタイプなど、自分での設置が難しい場合は、購入店で相談することをおすすめします。

また、電気式の宅配ボックスは配線工事が必要ですので、設置は専門の会社に依頼することが必要です。

まとめ

もし宅配ボックスがあれば、荷物が届くのを心配することなく、安心して外出することができます。

また、宅配業者の負担も軽減されます。

もし宅配ボックスの導入を迷っている場合は、まずは簡単なタイプの製品から試してみることをおすすめします。

一戸建ての方にとって宅配ボックスは注目を集めています。

宅配ボックスを導入することで、荷物の受け取り時間を気にする必要がなくなります。

特に冷蔵や冷凍、貴重品の届け物には注意が必要です。

これらの商品は一般的に宅配ボックスでは受け取れませんので、ご了承ください。

宅配ボックスには機械式と電気式の施錠方法があります。

機械式の場合は鍵を使って施錠します。

電気式の場合は、パスワードやカードキーなどの電子的な方法で施錠します。

どちらのタイプを選ぶかは、ご自身のニーズや予算によりますので、よく検討してください。

宅配ボックスの設置については、購入店に相談してください。

専門のスタッフが設置場所や方法について詳しくアドバイスしてくれます。

また、予算やサイズに合った宅配ボックスの選び方も教えてくれますので、安心して相談してみてください。

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